今回は、WordPress設定編第4回「メニューの作り方とポイント」について解説します。それでは、ごゆっくり見ていってください!
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メニューの作り方とポイント

WordPressのメニューについて抑えておくべきポイントは以下の4つです。
- メニューとは?
- メニューを設置できる場所とは?
- メニューの作成と設定方法
- 施主ブログのおすすめメニューサンプル
今回は、メニューの基礎知識から設定方法まで詳しく解説します。それでは行ってみましょう!
メニューとは?
ホームページやブログの上部にリンクの一覧がよくあると思いますが、こういう「リンクの一覧」をメニューと呼びます。

その中でもヘッダーの一番目立つところにあるメニューのことを「ヘッダーメニュー」または「グローバルメニュー」「グローバルナビゲーション(通称Gナビ)」と呼ぶこともあります。
メニューを設置できる場所とは?
基本のメニューの設置場所は以下の3箇所になります。
- ヘッダーメニュー(グローバルメニュー)
- フッターメニュー
- モバイル用ヘッダーメニュー
ただ、メニューを設置できる場所は実はテーマによって異なります。こちらをご覧ください。

公式テーマである「Twenty Twenty」には5か所、非公式の高性能テーマである「Cocoon」には6か所設置する場所が用意されていますした。このように、メニューの配置場所はテーマの開発者が自由に選ぶことができるようになっています。
最近はスマホサイトが標準対応されているテーマがほとんどですので、スマホサイト専用のメニューで差別化をしているテーマも多くなっています。テーマを選ぶ際はこのあたりもチェックポイントにすると良いでしょう。
メニューの作成と設定方法
それでは、実際にメニューを作っていきしょう。今回は↓こちらのサンプルを作ってみたいと思います。

メニューの新規作成方法

まず、[外観]ー[メニュー]をクリックします。

メニュー設定画面が表示されました。

そうしましたら、メニュー名を入れて「メニューを作成」をクリックしてください。メニュー名は画面には表示されないので何でも構いません。
メニュー設定画面の説明

メニュー設定画面は、左の「メニュー項目」からパーツを選んで、右の「メニュー構造」に追加していく感じで設定することができます。

メニュー項目は以下の4種類が用意されています。
- 固定ページ
- 投稿
- カスタムリンク
- カテゴリー
「カスタムリンク」は自由なリンクが作成できます。
メニューの基本の追加方法

流れはとても簡単で、追加したいものを「メニュー項目」から選んで、右下の「メニューを保存」をクリックするだけです。

これを繰り返して、このとおりシンプルなメニューが完成しました。

こちらが、実際のユーザーが見る画面です。メニューが登録されました。
並び順を変える方法

並び順を変えたい時は「メニュー項目」をドラッグします。
ドロップダウンメニューにする方法

ドロップダウンメニューにしたい時は、メニュー項目を右にずらします。

こういう感じでサンプルメニューを作ってみました。

このとおり、ドロップダウンメニューが完成しました。
メニューを削除する方法

メニューの削除はとても簡単です。メニュー項目を開いて「削除」をクリックするだけです。
施主ブログのおすすめメニューサンプル
メニューの作り方は分かったけど最初は何を入れて良いか分からないもの。ここでは、よくあるブログのメニューを、時期別に3つご紹介します。
1.家づくり開始期のメニュー

最初はあまり記事がないので、オーソドックスなスタイルがおすすめです。
- ホーム
- 新着一覧
- 家づくり日記
- 家づくりの豆知識
- プロフィール
- お問い合わせ
「ホーム」「新着一覧」は多くのサイトで用意されているメニューの定番リンクです。初めて訪れた人も、ここにメニューがあるとぱっと見で分かるメリットがあります。ただし、ブログのタイトルのリンク先がそれを兼ねていることがあるので、メニューが多くなって来た時はこの2つは外すこともあります。最初のうちに何もメニューに載せるものが無い時はこの2つは追加しておくとよいでしょう。
「家づくり日記」「家づくりの豆知識」は、自分たちが知った知識や体験した記事一覧のリンクです。カテゴリーページのリンクを入れる事が多いです。まとめ記事を作った場合はその記事のリンクをそこに貼るのもおすすめです。ここはサイトによってかなり個性が出る部分なので、お好みで変えてください。
「プロフィール」と「お問い合わせ」は基本的に開設当初からブログが存在する限り常時用意しておくのがおすすめです。
「プロフィール」ページは、このブログのまとめページみたいな存在になるので、著者の人となりに興味を持ったユーザーが訪れる確率が高くなるページです。早い段階で用意しておくのがおすすめです。
「お問い合わせ」ページは、説明は不要だと思いますが、ビジネスチャンスを逃さないために必須のページです。もちろん収益を目的としない場合や、外部とのつながりを一切絶ちたい場合は入れる必要はありません。
「プライバシーポリシー」は基本的にグローバルメニューには入れず、フッターメニューに入れることが多いです。最近はGoogleアナリティクスなどアクセス解析ツールを導入した場合は、「プライバシーポリシー」ページを用意してそこにそのむねを記載する流れになってきています。
2.家づくり中盤期のメニュー

ハウスメーカーや工務店(以下、建築会社)と契約すると、その建築会社のことを書く事が増えてきます。メニューにも「〇〇〇〇で家づくり」みたいな感じで用意しておくと良いでしょう。

もし、メニューが多くなりすぎて入りきらなくなってきたら、「ホーム」と「新着一覧」は削除候補になります。あくまでも、一例ですので、あったほうが分かりやすと思った場合は残しておいていただいてまったく構いません。
3.家づくり終盤期のメニュー

家づくり終盤から、引き渡しに入ると、記事がかなり増えて来てなかなか読んで欲しい記事に読者がアクセスできない可能性が出てきます。そこで、メニューに「人気記事」や「WEB内覧会」を追加して、優先して読んで欲しいリンクを載せるのがおすすめです。
また、家づくりに関する日記は次第に書くことがなくなってくるので、新居の生活ブログにシフトする時期になります。採用した設備の紹介記事や、レビュー記事、日々の生活の記事のリンクをメニューに追加すると良いでしょう。
まとめ
以上、今回は、WordPressのメニューについて解説してきました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。それではまた!